2011年9月11日日曜日

筆おろし

こんにちは。
・・・いや、もうこんばんは、の時間でしょうか。
初めまして。
私、このブログの管理人のN.H.です。今後お見知りおきください。

このブログではITの最新ニュースや今をときめくアイドルグループ「48グループ」の話題、時事問題、自分の私生活(自分は関西の国立大学に通っています)について稚拙で浅はかながら語っていきたいと思います。
とにかく今日は震災から半年、同時多発テロから10年ですね。
何だか時の流れを感じずにはいられません。
そして時が確実にそれらの出来事を風化させていっていることも。
今や国会は東北の復興云々よりも大臣の皮肉とも言える文言の揚げ足取りに必死になり辞職にまで追い詰めました。
もっと大事なことがいっぱいあるように私は思うのですが。

まあしかし私は東北に住んでいるわけではないので生の情報を手に入れることなど到底出来ません。
そこでこういうことを思いました。
鉢呂吉雄・・・一体彼はどういう人物だったのでしょうか?
私はさして政治に強い関心を持ってはいないため、この段に及んで少し調べて・・・みようと思ったのですが、もはやグーグル検索もBingも完全に呑まれていますね。
上手く検索がかけられません、すみません。

しかし、メディアは大臣を辞任に追い込むことにやっきになるのはいいですがもっと彼の言葉の真意を検証してはくれませんかね?
http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002887
そして私たちは彼について、彼の過去の功績について何も知らないままに彼の職務は終わってしまった。
我々は知る権利があったのに。
不必要とさえ思われるバッシングのニュースの嵐に検索エンジンのアルゴリズムは呑まれてしまいました。
我々はインターネットの中でさえ彼に対する情報をほとんど得ることが出来なくなってしまいました。
彼の「原発はゼロになる」という発言が原発行政の癇に障りこのような言葉狩りが横行してしまったのか。
記者は間違った正義感、近視眼的な正義感を振りかざしてはいないか?
今回の震災から派生している問題は世界規模なのだ。
国内の政治がしっかり機能し、東北の復興・福島原発への速やかで適切な対処が行われなければ世界中に対して悪影響を及ぼし続けるということが分からないのか。
そしてそのためには何をしなくてはいけないのか、そういうことが分からないのか。

また、ニュースを受け取る側も言葉とは場面によってその意味が変わるという、日常生活上当たり前のことを忘れていないか?
難しい問題ですが、一人一人がしっかりとしたスタンスを持ち続ける必要があると再認識しました。
決して流されるな、情報を疑え、という基本のスタンスです。

しかし・・・あまりに情報が少ないのには驚きました。
ある意味マスコミがインターネットに対抗する一つの方策なのかも知れませんね。
嵐のように一挙に大量のニュースをウェブ上に流し込み、あらゆる人間に参照させリンク付けさせる。
これによって過去の内容は広大なウェブの中に埋もれ、溢れ出るような、しかし金太郎飴のようなニュースがそれを参照しリンクを張り付けたその他サイトの数の力によって前面に押し出されるということです。
少しばかり巧妙な手口と云えるかも知れませんね。
意識的に行っているとは考えられませんがね。


さて、夕ご飯でも食べてきます。
加護ちゃんの自殺未遂が私を少し暗い気分にさせます。

ではまた次の機会に。