http://japan.cnet.com/news/business/35016280/
CNET Japan
どうやら社長交代が起こるみたいですね。
山田さんが退き、現NTT取締役常務執行役員の加藤さんという方が就任する予定だそうです。
まあこれも(最近飛ばし気味な)日経新聞の記事にすぎないので信用性には欠けますが、まあこれに関しては大丈夫でしょう。
そこまで秘密にすべき事案でもないですし。
(会社としても否定しているわけではありませんしね http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/binary/pdf/irnews/120417/notice_120417.pdf)
さて、新社長に期待したいのは以下のこと。
・地道なイメージ戦略を行っていくこと
・官僚的機構を変えること
docomoといえばNTTグループでの稼ぎ頭でありますが
ここ最近の低迷っぷりが笑えないような状況になっています。
実際問題、契約の純増数などという虚構の数字に振り回されている消費者意識に問題があるようにしか感じませんが、それでもやはり世の中の人々の意識というものは「旧態依然としたNTT vs 大きな敵に挑戦し勝利し続けるSoftbank」となっているのでしょう。
友人など周りのものたちに個人的に聞いてみてもどうやらそういう風に捉えている人ばかりで本当に驚くばかりです。
友人といっても社会人というわけではなく学生ですので仕方のないことなのかも知れません。
ただ、私の周りは世間で言われる所謂「高学歴」の面々ばかりなので心配です。
どれだけ勉強が出来たとしてもメディアの洗脳には汚染されているようですね。
はっきり言ってSoftBankはクズです。
それは私の体験から語ることが出来ます。
あらゆる数字の水増し、実行されない公約・・・。
電気通信事業者とは思えない杜撰なエリア構築。
アフターサービスの酷さ。
リコールすべきような商品の宣伝。
景表法違反かと言われかねないほどの広告と実態の乖離。
代理店に対する圧力と搾取。
カイくんの過労死と何故か報道されないその事実。
無駄に高い機種代金。
入るは易し、解約は難しの複雑きわまりない契約体系。
・・・今回の記事とは随分話題が逸れてしまいましたね。
とにかく世間のイメージではdocomoは完全に敵役になってしまっています。
確かに料金が基本的には高いですし、広告の打ち方も下手な部分があります。
昨年末には大規模な通信障害で唯一の長所とまで言われていた「安全なイメージ」まで失ってしまったように感じます。
しかしdocomoは手厚いアフターサービス、広いエリアと高速通信(FOMAハイスピードやXiです)、魅力的な端末(GalaxyやXperiaなど)があります。
これをいかに打ち出すかですね。
広告ではおそらく勝負にならないでしょう。
CMでどどーんとキャンペーンを宣伝してもこのタイミングでは「やっぱりdocomoってヤバいんだろうな、必死だな」というイメージを植え付けることになりそうですから。
もう何をしても裏目に出そうですね。
それにauやSoftBankのように大々的に他社を叩くことは寡占事業者の立場として行えないでしょうし。
まずは代理店という草の根からしっかり地道に転入や転出を考えている来店してきた客にdocomoならではの利点を顧客に訴求出来たらいいんじゃないかと思いますね。
あとdocomoショップのスタッフは懇切丁寧ではありますが、他社のプランや端末、キャンペーンについてあまりよく知っていないんじゃないかと思うことがままあります。
本当に危機感を覚えているのであれば、戦う敵のことは知っておくべきだと思います。
そこがSoftBankショップは割としっかりしている気がします(まあ他社を叩いたり自陣側のお得なところを伝えたりする能力に長けているだけで、商品知識やプラン及びキャンペーンの細かい部分についてはSoftBankのスタッフも完璧とは言いがたいですが)。
現実としては毎シーズンリリースされる新製品の特徴やキャンペーンなどを覚えるのは自陣側だけで大変なものでしょうが、そこを全力で詰めていくことが勝利に結びつくはずです。
担当営業の方がしっかりそこを指導することが出来ればいいんじゃないかな、と私は考えていますね。
正直言ってNTTのプライドが邪魔しそうです、がむしゃらになることが出来るのか。
面倒ですぐには成果が表れない箇所ではありませんが、間違いなく効いてくるはずです。
そういったじっくりとした戦略が取れるのか・・・。
簡単に潰れないだけの顧客の数と資本がありますので長期的な目線を大事にしていって欲しいです。
そしてXiエリアの拡大と次世代端末への早期着手。
スマートフォン戦略でSoftBankに先手を取られたならさらにその先を行くだけです。
それだけが勝ち残っていくための一つの道です。
安さで勝負出来ないのであれば先進性(+1)で勝負するんです。
当たり前のことですがこれが難しい。
イノベーションを起こすことが果たしてdocomoに出来るのか。
組織改編は急務です。
環境を変えることでしかイノベーションは生まれませんから。
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