2012年5月21日月曜日

iCloudをDropboxのようにオンラインストレージとして使う方法

こんばんは。
今回は私的に目からうろこだったことをお伝えします。
それはずばり「iCloudをオンラインストレージとして使用する方法」です。
※ただしMac間のみ


iCloud、iPhoneやiPadをお持ちの方であればもうだいぶ親しみのある名称でしょう。
アップルが提供しているクラウドサービスですね。
これが実はMacでも使うことが出来まして。
環境設定からiOSデバイスと同じように「メール」「連絡先」「カレンダー」「ブックマーク」「フォトストリーム」「書類」「〜を探す」を利用することが出来ます。
(それぞれのサービスの内容についてはアップル公式サイトを参照してください。http://www.apple.com/jp/icloud/what-is.html
そして今夏にローンチされる予定のOSX 10.8 Mountain Lionではこれらの機能に加えて「メモ」や「リマインダー」についてもiCloudのサービスに含まれることになります。
(iOSデバイス間ではすでに実装済み)
こういったようにiCloudは多くの機能を持ち、おまけに最初から無料で5GBのストレージを持っています。
ここにiOSデバイスのカメラで撮った写真や設定、書類などアップルが定めたデータをバックアップしておくことが出来ます。
さらに年額1700円から容量を増やすことが出来ます(2012年5月時点)。
最大で55GBまで増やすことの出来るストレージですが、本当にそれだけの量を必要とする人がいるのかは定かではありません。
なにせiOSデバイスの写真や設定、書類等々のデータだけでそれだけの量になるとはとても思えないからです。
私はそういったことから「なんでDropboxやSkyDriveのように任意のデータをバックアップなりオンラインストレージとして扱うことが出来ないのだろうか」と考えていました。
しかし今回、この悩みを解決する方法が見つかりました!
これはあくまでMac間でのみ有効な方法ですが、iCloudを世に溢れるオンラインストレージと同じように任意のデータをアップロード出来る「場」として使うことが出来ます。
それではその方法を説明します。

これ自体は非常に簡単です。
ライブラリの「Mobile Documents」に任意のデータをドラッグ・アンド・ドロップするだけなのです。
それだけでデータがクラウド上にアップロードされ、自身のApple IDで認証されているあらゆるMacでそのデータを取り扱うことが出来ます。
どうでしょう、ものすごく簡単ですよね?
たったこれだけの手順で出来るなんて思ってもみませんでした。
これでDropboxやGoogleDriveから離れる準備を進めることが出来そうです。
(DropboxはまだしもGoogleは利用規約が怖いです^^;)

さて読者のみなさんの内、一部の方はここで疑問を持たれるかと思います。
以前からのバリバリのMacユーザーであれば話は別ですが、例えば最近Macを購入されたような方です。
それは「ライブラリってどこにあるの?」ということでしょう。
そう、ライブラリに関してはMac OSX 10.7 Lion以降のユーザーでは初期状態でお目にかかれないものなのです。
ライブラリがどういうものかということは取り敢えず置いておきますが、その表示のし方を。

まずは「Finder」をクリック。
次に移動を「Option」を押しながらクリックしてください。


スクリーンショットがうまく撮れなかったので実際に出ている場面はお見せできませんが、「ホーム」と「コンピュータ」の間に「ライブラリ」が表示されます。
そこをクリックするといくつかフォルダがあります。
その中の一つが「Mobile Documents」です。
あとはそこにポンポンファイルを投げるだけです。
これだけでiCloudを通じて自動的に同期が行われます。

毎回ライブラリを開く作業をするのはめんどくさい、という方へ。
DropboxやGoogleDriveのようにローカルフォルダのように取り扱えるようにFinderのサイドバーに置いておきましょう。
方法としては、タイトルバー(?)のアイコンを「command」「Shift」を押しながらクリックしてドラッグ・アンド・ドロップです。
これでいつでもFinder内でファイルをポンポン移動させることが楽になります。

ちょっと長くなりましたが、iCloudをオンラインストレージのように扱う方法はお分かりいただけましたでしょうか。
iCloudの本質的な部分ではありませんが使えることに越したことはありませんからね。
ぜひ今回の方法をお試しください。


P.S.
明日の夜から東京に向かい、「見逃した君たちへ2」を観に行きます。
感想などは向こうで余裕があれば書くことにします。

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