2012年5月29日火曜日

ソフトバンク、下り最大110Mbpsの4G Wi-Fiルーターを発表!

こんにちは。
本日のニュースで気になったのはこれです。
【PC Watch】 【速報】ソフトバンク、下り最大110Mbps対応のSoftbank 4Gルーター ~PHS内蔵話し放題Androidスマートフォンも
夏の新商品発表会で新たなSoftbank 4Gルーターが発表されたみたいです。

ご丁寧にこんなサイトまで。
Softbnk 4G特設サイト
う〜ん、110Mbps・・・数字だけ見るとすごいですねえ。
まああくまでベストエフォート方式ですけど。
特設サイトの「速さを体験しよう」コーナーではSBMが提供している他の通信サービスとの比較が行われています。
は、はええええええええええええええええええええええええ!!!
さすがです!すべて最高速度でやってしまうところがすごいです!
最高速度が出たらそりゃ速いに決まっていますわ。
3Gハイスピードだって7Mbpsも出たら十分インターネット出来ますからねえ。
現実はそんなに甘くない。
4Gだって実測値はどうせ10Mbpsも出ないでしょうに。
毎度毎度ソフトバンクの見栄っ張りには呆れさせてもらっています。
だいたい、Softbank 4G自体は「スマホセット割」で何とかうまく契約数の増大に結びつけているのでしょうが、いかんせんまだまだエリアは狭いのでSoftbank4Gというサービスの恩恵を受けることの出来る顧客は少ないでしょう。
(しかもHPの対応エリア確認のページでは3月現在のエリアなどが出ているのに、その3月対応エリアの但し書きに「3月末時点で利用可能となる『予定』のエリア」とあります。あれ〜、意味がよくわかりません)
実際にこのルーターを購入した人が体験出来るのは「ULTRA SPEED」でしょうね、あのBSデジタルとの電波干渉を起こす悪名高い・・・笑
とどのつまり、使い物にならないものだということですね。
4Gはエリア外で無理、HSPA+は電波干渉の嵐と。
さすがソフトバンク、やってくれることが一味違うぜ!
これがインフラ企業のすることとはとても思えない。
言うなれば水道の蛇口はあるのにそこから水が出ないようなものです、それも普通の都市部で。
(※東京都内とかは別です。あくまで地方都市)
そしてしっかり2年契約、おまけに高額な通信料。
Softbank 4Gを今契約するのははっきり言って危ないですよ〜。
おまけにこの端末は9月発売ですよ〜。
あれ?今回っての新商品の発表じゃなかったの?
しかも10月からはこのSoftbank 4G、通信制限が大きく掛かるようになります。
何と毎月たったの5GBの通信を行っただけでその瞬間から請求締め日まで128Kbpsという速度にまで通信品質が落ちます。
これでどうせまた宣伝では「動画見放題」とか言い始めるんでしょうから性質が悪い。
そんな速度で観れるわけないでしょうに・・・。
この新しいモバイルルーターである102HWを早期購入した方は、初月のみ使い放題なんですね^^;
翌月からはまるで使い物にならなくなると。
そして間違いなくそのようなリスクの説明をソフトバンクが大々的に行うことはありませんし、ショップでもそのような点を伝えることはないでしょう。
どうなんでしょうかねえ、そういう姿勢。

一応メーカーはファーウェイ(台湾)。
バッテリーは7.5時間持つそうです。
ここは初代4Gの101SIと大きく異なる点です。
101SIは外付けのバッテリーありでそれくらいでしたから。
今回はすべて内蔵で済ますことが出来ると。
この点に関しては素晴らしい進歩をしています。
(まあ当たり前なんですけどね^^;どこの誰がモバイルルーターのために余計な荷物を増やさなければならないのか^^;むしろ101SIのバッテリーの持ちの悪さ自体が異常なのではないかと^^;これもソフトバンクお得意のやり口ですね。最初から出来ることを後から改善し、あたかもすごい努力をしているかのように見せるやり口^^;)
最後はやっぱり料金プランですよね。
現行の101SIはスマホセット割で月々3880円、通常価格であれば月々6505円。
101SIは下り最大76Mbpsということを考えると、やはり価格で差別化しないと先に101SIを買った方との均衡が取れませんからね。
そう考えるとちょっとだけ高くなるのかも知れません。
逆に101SIと同価格で提供されるのであれば、訴求力は高いです。
その場合セイコーインスツルは怒るでしょうが。

まあ今回の発表もよく分からないものでしたが、どうやってSBMがこのルーターを売り込んでいくのか、その戦略を楽しみにすることにします。

0 件のコメント:

コメントを投稿