やっぱりこの人頭がおかしいのかなあ、とおもいます。
せっかくSoftBankでAndroidやフィーチャーフォン、かんたんケータイを選択してくれた顧客をバッサリ。
何でこんなやつに人生の見直しを迫られるわけですか(苦笑)
しかも
ここですが・・・ソフトバンクテレコムに今春就職した我が友人は初代iPadを持たされていましたね。人口減や少子化で日本の産業が競争力を失う中、「現代の最新の武器を持つことでワークスタイルが変わり、競争力をもういちど取り戻すことができる」と力説。
最新・・・?
在庫処理ではなくて・・・?(苦笑)
確かに投資家から見ればこの人間は神様のような存在でしょう。
SBMでは毎年のように利益を増やしており、テレコムでは省庁のデータ管理などを次々に落札、確かによくやっていると思われるはずです。
しかし、商売でもっとも大切なことである顧客との信頼関係は築けているのか。
一向に改善されない電波状況、通信障害、複雑怪奇なプラン設定(まあハメ技です)、公の場での数字のお遊び、販売代理店の接客の質の低さ、国民データの韓国への移設etc・・・。
普通の状態であればSoftBankのようなキャリアを人々が選択するとは思えません。
・・・変な話ですが現実は逆です。
いくらSoftBank(ショップ)がみまもりケータイやフォトビジョンの抱き合わせ販売を行なっているとしても、docomoやauよりも契約数を伸ばしています。
(飽和状態である今、契約数が持つ意味に関しては疑問ですが少なくとも勢いを示すことにはなるかと思います)
う〜ん、日本という国が疲弊しているからかも知れませんね。
見かけの「金額」というコストの安さに心を奪われてしまう。
他の見えないコストが非常に高いことを人々は無視しています。
生活の「質」を求めるのであれば、SoftBankは選ばれるべきではありません。
そういったように「質」を求めるまで日本国民の意識が高くなっていないのかも知れません。
いや、意識が低い次元に下がってしまった?
そして大事なことですが、決してSoftBankは経済的な面で見ても決して安くないですから。
MNPを上手く使えばdocomoがダントツでお安く上がります。
私なんてXiを使い放題で月々1700円弱で利用しています。
ここに通話料・SMS代が増えますがSMSはまず使わない上、通話もそこまでしないので(最悪FaceTimeやらViber使います)あまりコストは上がりません。
SoftBankでここまで上手くいきますか?
おまけにXiではテザリングをキャリア公認で使えます。
これがSoftBankにできますか?
ノートパソコンを外で使うときにわざわざルーターを持ち歩く必要なんてありません。
(実はiPhone・iPadにテザリングの機能自体はデフォルトで備わっています。それをキャリアが制限しているのです。本当に使えないですね)
何よりXiエリアでの速度は信じられないほど速いです。
それこそテキストや画像なんてサクサク。
YouTubeやニコニコ静画だって詰まることなく高画質で観ることが出来ます。
もちろん、FOMAハイスピードでも動画を楽勝で閲覧出来ます。
山手線の社内である動画を友人に見せようとiPhoneでYouTubeを再生しても動画が全く始まらず、結局友人がFOMA端末で再生したらすぐに始まったという^^;
(たま〜に詰まることもありますが^^;)
そのあたりのことは以前のエントリをご参考に。
う〜ん、本来であればこういった競争力を持たないはずの企業が力を持つことは信じがたいですが・・・。
M.ポーターの基本戦略的にもありえないですし。
上記に挙げたように全て要素でdocomoが上回っています。
確かに「イノベーションのジレンマ」にあるように技術の進化が顧客の需要を追い抜いてしまうこともあるでしょう。
過去にフィーチャーフォンが全盛だった時代では3G回線は必要以上に高度な通信技術だったと言えます。
しかしスマートフォンの黎明期を経た今、無線通信技術はむしろ再び需要に追い越されてしまったように私は感じています。
捌き切れない膨大なトラフィック、大幅な遅延によるリアルタイム性の低下、実用的にならないクラウドサービス・・・。
Evernoteは恐らく私が1番多く使っているクラウドサービスですが、まだまだスマートフォン(特にiPhone)では使い物なりません。
記事を増やすだけならPostEverなどで十分でしょうが、閲覧はまだまだ難しいものがあります。
ストレージ型のクラウドサービスである限り、同期のスピードがそのまま利便性の向上につながります。
そこが大事なのです。
(Android版のEvernoteはバックグラウンドで同期させることが出来ます)
さらに、今後一気に押し寄せるであろうクラウドコンピューティングを利用するタイプのクラウドサービスでは低遅延・高速・大容量な回線が全てです。
もはや端末のハードなどある一定のパワー以上があれば差別化されなくなります。
余談ですが、そのような時代が遅かれ早かれ到来するのでしょうが、その時のハードのあり方は非常に気になります。
このように人々が要求するものが高くなっている現在において、SoftBank Mobileのあり方はどうでしょうか。
設備投資・下請けの人件費は思い切り削り、それを顧客に還元・・・するわけでもなく利益をとにかく追求する。
経営トップの孫正義は自らが大量に保有する自社株(SoftBank)の配当金を8倍にすることによって私利私欲を尽くす。
年収日本一孫正義氏、田中将大投手が宮城県2位
ソーラー発電の買取金額も42円/kWhという気違いじみた設定を政略的に成功させた。
私は駆逐されるべきだと思いますがねえ。
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