ジャパンディスプレイ、超高精細の液晶パネルを開発 ６５１ppi

こんにちは。
先日当ブログでこのようなエントリを上げました。


LGがフルHDの５インチ液晶パネルを発表


韓国のLGディスプレイが現在iOSデバイスに搭載されているRetinaディスプレイを遥かに超える解像度の液晶パネルの発表を行ったという話でした。
その後幾週かを経てまさか日本からこのようなうれしいニュースが飛び込んでくるとは。


ジャパンディスプレイ、超高精細の液晶パネル開発

なんとこの液晶パネル、その密度は６５１ppi！！
画像の比較で出しているのはiPhoneに積まれているRetinaディスプレイです。
これだけの差が出てくるとなるとやはり高精細のディスプレイっていいなあと思います。
一方で既に眼では一つ一つのドットを見極めることが出来ないほど高精細化が進んでいる現在の液晶の分野ですから、それ以上の高精細化は特に必要ないような気もします。
実際問題、バッテリーに革新的な進化が起きていない現状ですから、単に精細度が上がるだけではバッテリーの消耗を早めるだけでユーザーには何の意味もないですからね。


さらに今回の発表のタイミングもどうかなあ、というところがあります。
今回のパネルは２．３インチという今やどのモバイル機器にも使われていないような小型液晶です。
これを大型化する過程でまた必然と開発費用は嵩むでしょうし、その時にこの技術が最先端なのかどうかも分かりません。
もっと実用出来る、量産出来る態勢になってから発表してもらいたかったですね。
何だか夢だけ見せてもらっても・・・という気分です。


個人的には高精細化よりも低消費電力化の方が興味ありますね。
シャープのIGZOパネルみたいなやつです。
これが現状、意味のある進化かなあと考えているわけです。
こちらのパネルは次期アップル製品に搭載されると考えられていますので非常に楽しみです＾＾